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腕じゃなくて、アゴが鳴る

「腕が鳴る」
実力を発揮したくてウズウズする、いい言葉だ

でも、私の場合は腕じゃなくて、アゴが鳴る

これは、ちっともいい言葉じゃない。

小さい頃からカクッと鳴っていた

いわゆる、顎関節症というやつだろう

痛くないからずっと放っておいたのに、今の職についてから悪化した。

ある日夫から、アゴなってんねと指摘された。

その時初めて人にも聞こえてるという衝撃の事実を知った

悪化しすぎて 口が上手く開かず、ランチを断ったことさえある

そのころたまたま職場の先輩が神の手と称している筋膜ストレッチの先生のところに、お願いして見学に同行した

到着したのは、病院でもお店でもなくどこからどう見ても、ただの普通のマンションの一室

知らぬ人の家のインターホンを鳴らすす

ると、先生っぽい格好をした人が、リビングから出てくるような気軽さで登場

なんかめちゃシュールやん。
脳内で「うそん」とつっこみをいれつつ、なんでもない顔をしてあいさつし、お邪魔する

そして神の手を目の当たりにした私は、その先生にお世話になることに

結果として、あんなに頑固だったアゴの鳴りが、少しずつ「調律」されていた

口を開けたときに、斜め下に空いているのが原因で、筋膜でつながって遠くから悪さをしているところを探り当て、全然関係ない腰やおなかに至るまでマッサージしてくれた
それがびっくりするほど痛くて、北斗の拳の人ですか?と疑いたくなるほど

3回通い終えるころには、もう気にならないほどに回復した

誰にでも体のどこかに弱点がある
私の場合は頭痛とアゴと目と首肩コリと…
思ったよりもたくさんあるけど、まあメンテナンスをすれば、またミシンが掛けられる。

ありがたいことに、先生はおうちでメンテナンスできるように、マッサージと体操も教えてくれる
頑張ったら次は別メニューを教えてくれるし、頑張らなかっても笑ってもっと楽なメニューを教えてくれる

ここに来ないと無理ってなる方がお金儲けできそうだけど、そうしないのがプロだと思った

体が軽くなる感じが尋常じゃなくて、治療代は安くないけどコスパが最高にいいからだ

ものを作り続けるのも、パソコンに向かうのも、作家仲間とお茶しにいくのも、体が資本!

これからもパフォーマンスのために、アゴは治ったけど通い続けそう

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