ハンドメイド作家の課題の一つ、価格をどうするのか。
- 売れないと泣いちゃうから安め
- 手間がかかっているから高め
これってあっているようで間違ってるんですよね。
だってお客さんにしてみたら作家の感情は価格と関係ないから。
物の価値だけで価格を決めるのって、簡単なよううで難しいですよね。
目次
ハンドメイド品っていくらで売ればいい?
ハンドメイド品の価格設定っていろんな人がやり方を解説していますよね。
- 材料費
- 材料を買うのにかかった交通費
- 作品をつくるのに使った電気代、道具代
- 試作の費用
- パッケージ代
- 自分の人件費
- 委託費やECサイトの手数料
これを1個当たりいくらか割り算するのがいい、というのが一般論。
経費を全部足した額÷完成した作品の個数=商品代金
うん、理論は分かる。
会社ならこうする。
でも私はできない。
作るのがどんくさ過ぎる
私、試作で2週間とかザラなんですよ。
さらに2週間以上試作してボツとかもザラ。
ほんとポンコツでさーせん。
20代の頃はサクサクいろんなものが作れたのに、40代になって集中力とか発想力とかが落ちました。
ついこないだ1週間かけて作ったフグポーチ10個が全部納得いかなくて「ちーん」になったところ。
セオリー通りの価格設定だとぼったくりになる
ということで私の場合、人件費も価格設定に載せると1万円になります。
手のひらサイズの布のポーチが1万円…誰も買うわけないじゃん。
私がこだわって時間をかけようが、うまく工夫して時短で仕上げようが、お客さんには関係ないんですよね。
だから私は工数を減らして「それっぽい価格」に設定しなきゃいけない。
だから勉強してテクニックを覚えなきゃいけない。
あ、「いけない」とか言ってるけど楽しんでいます。
手間をかけすぎるならいい材料を使う方がいい
手間ひまかけました!
だから布のポーチが1個1万円!
なんて人がいたら、私ならまず相手にしません。
でも例えば、高級感のある生地で作った品のあるポーチが1万円なら、ちょっとは希望がありますよね。
価格を高額に設定したいならお客さんが納得する理由が必要。
手間ひまとかこだわりとかで安っぽい素材を高額で売るのは違う。
ということで私は今、価格設定と素材選びに迷走してます。
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