MENU

ハンドメイドには価値がない!?時代とともに変わった価値観

ハンドメイドのぬくもり…

何それおいしい?

私は小さいころからハンドメイドが大好きでたくさん作ってきました。

ですが洋裁が得意な母は
市販品の方がキレイな仕上がりで価値があり、お金がないから仕方なく市販品に見えるように服を丁寧に作る
という価値観を持っていました。

素直な私は母の影響を受けて、ハンドメイドそのものに価値をあまり感じることができません。

今日はハンドメイドの価値とは…?について語ります。

目次

作るより買う方が安くて早い

ネットショッピング

100均にAmazonに、困った時にはメルカリも…

欲しいと思ったほとんどのものを、あっさり手に入れることができる時代になりました。

「夜なべして作った手袋」に価値があったのは愛情もさることながら

  • 入手できないものを生み出せる
  • 「作るしかない」ことに慣れていて器用だから

この2つの理由から。

今は
「夜なべの副業で稼いでレビューがいいものをポチる」
が喜ばれるのではないでしょうか。

ハンドメイドに価値があるのは「縁」があってこそ

握手

とは言え恋人が作ってくれたお弁当には行列ができるフレンチより価値があるし、お母さんが作ってくれた巾着を大人になっても使っている人もいます。

ハンドメイドの価値とされがちな「心がこもっている」は自分を大事に思ってくれる人との縁があってこそ。

知らない人が心を込めて作ったものを、ただ心がこもっているという理由では買いません。

令和の時代の「ハンドメイドの価値」とは?

ピンクッション

それでもいまハンドメイドが廃れたわけではなく、むしろ趣味とする人は増えているのではないでしょうか。

ハンドメイドには昔とは違う価値があります。

それは…

自分ぴったりにカスタマイズされた唯一無二のものであるということ。

サイズや素材がカスタマイズされている

ハンドメイドの一つ目の価値は、自分にピッタリであるということ。

カットソーひとつとってもS,M,Lだけじゃ表せません。

私は髪質がすごく太くて量も多くて硬くて、だから生地量の多いシュシュが好きなんです。

普通に売っているものは生地が全然足りなくて、よく好みのサイズで自作します。

シュシュを作れない人からしたら、毛量や好みに合わせて誰かが作ってくれるって最高ですよね。

市販品よりも使いやすい自分だけのカスタマイズ、これめちゃくちゃ価値があると思いません?

自分の感性に突き刺さる

市販されているものって、

  • 市場調査でどのくらいニーズがある
  • 売り上げが上がって赤字にならない

こんなことを重視して作られていますよね。

でもハンドメイド品って、ニーズや売り上げのことはもちろん考えるけど、基本的には作家の感性を具現化したものですよね。

だから市販されていない「そうきたか!」なものがたくさん売られています。

今日見かけて気に入ったのは、革で作った食パンの形のショルダーバッグです。

パン好きな私は、もう見た瞬間心をわしづかみにされて「おひとつ下さい!」ってDMしそうになりました。

令和のハンドメイド作家に求められること

砂にハートを指で書く

ハンドメイド作家が飽和状態の今、みんなと同じようなものをそれっぽく作って出品しても簡単には売れません。

ハンドメイド作家のお友達の例えが分かりやすくて紹介しますが、イオンの1階が全部ハンドメイドレジンの売り場だったら選びきれないですよね。

たくさんの作家から選ぶ基準って

  • 自分のセンスにすごく刺さる
  • 自分ピッタリにカスタマイズして作ってくれる
  • 自分と縁がある(インスタのフォローや友人、有名人など)

こんな要素が挙げられます。

そしてこんな要素があることをうまく人にアピールする「集客力」も必要なんですよね。

SNSやECサイトの普及で誰でも簡単にハンドメイド作家を名乗れる時代で、逆を言えばライバルがどんどん増えて、目立つのが難しくなりました。

人に選ばれることを考えながら、より多くの人の目に触れることも考えなくてはなりません。

まだまだ駆け出しの私には両方足りません。

経験をたくさん積んで「辞めない」こと、その結果「縁」や「センス」の要素が少しずつできていく、凡人はそういうやり方がいい。

令和の時代に生き残れるハンドメイド作家を目指して、今日もたくさん脳を動かします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次